家電製品や自動車内装部品などの樹脂成形品では、意匠性を高めるために塗装工程が必要なケースが多くあります。しかし塗装は専門業者への外注が一般的で、1ロットあたり数万円から数十万円の加工費が発生します。さらに塗装後の乾燥時間として24〜48時間を要するため、製品納期が3〜5日程度延びてしまいます。また塗装ムラや色ブレなどの品質リスクもあり、特に少量多品種生産では色替えの段取り費用も無視できないコストとなっていました。
当社はフィルム貼り成形技術を用いて、押出成形と同時に表面フィルムを積層する工法を提案しました。これにより塗装工程が完全に不要となり、外注費をゼロにすることができます。乾燥待ち時間も発生しないため、納期を3〜5日短縮できます。特に金属調の意匠性が求められる製品では、アルミ蒸着フィルムやヘアライン柄フィルムを使用することで、塗装では実現困難な高級感のある仕上がりを実現しています。なお、この工法は主に金属調などフィルムで再現可能な意匠に適用されます。成形時に一体化するため、フィルムの剥がれリスクも少なく、長期的な品質安定性にも優れています。
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