業務用冷蔵ショーケースのガラス抑えに使われる部品です。
通常の樹脂色ではなくメタリックシルバー色で金属に近い意匠性を希望されていました。
また、複雑な形状を実現することにより部品点数の削減も検討されていました。
通常のABSにアルミフレークを入れることにより、樹脂単体では表現できないメタリック調を実現しました。
形状については、成形金型と冷却金型のバランスを繰り返し調整することにより量産性のある金型を作り上げました。
アルミフレークが入っていることにより通常のABS材とは異なり、材料ロットによっても成形条件の調整が必要になりました。金型での調整幅を持たせることである程度のロットブレを成形で吸収することができました。
また、通常のプラスチックより質感が高いため外観にこだわる部品に適した材料となります。
当社では材料試作も頻繁に行っております。
通常のプラスチックとは違う質感が求められる部品は材料、フィルム、印刷での提案が可能です。
意匠性の向上や難易度が高い形状でお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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