ブラインドの羽になる部品です。
外観部品となるため、ブツなどの管理を希望されていました。
また、マットな色調にする必要があり、反りや曲がりの管理も必要でした。
成形条件での色調調整を提案しました。
ポリカーボネートでマット調にするには、金型温度を一般の温度より下げて成型をする必要があり、成形性に問題がありますがマット調にするために提案を行いました。
また、反りや曲がりの管理については吐出量を一定にすることにより管理を行うことになりました。
試作時に色調(マット調)を第一優先で行ったため、金型の成形温度を下げて成形性が悪化してしまい反りや曲がりのばらつきが大きく出てしまいました。
ポリカーボネートは冷却のバラつきで反りや曲がりが発生するため、エッジコントローラーを導入して樹脂の吐出を一定にすることにより冷却のムラを抑えることができました。
艶がある色調やマットな色調とご希望に合わせて樹脂の選定を行います。
また、押出成形では長尺品が多いため反りや曲がり調整は必須の調整となります。
色調や成形品の反りや曲がりでお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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