自動車のボディとドアの隙間にとりつく部品です。
元々はゴムの金属インサート成形にて生産されていた部品ですが軽量化が必要なため、樹脂材での生産に置き換えを要望されていました。
また、自動車へ取り付けるための穴開け加工とクリップの取付加工が要望されていました。
金属芯材の代わりにPP材を使用することにより剛性を出し、ゴムの代わりにTPE材を使用することにより反発力を確保しました。
また、穴あけ箇所が13か所、クリップ取付箇所が12か所と2次加工を行うスペースが必要になったため専用の建物を建てて専用レイアウトを構築しました。
大量生産が必要だったため、試作時に金型を何回も作り替え安定生産が行える金型に仕上げました。
また、加工工程もプレス型、クリップの取付機、検査機と各工程の型や治具を自社のレイアウトに合うように設計して対応しました。
各治具にはセンサーを埋め込み、ポカヨケの対応もしています。
このパーティングシールは直近1年間で、60万本以上出荷しており不良は『0』です。
プレス型や治具にセンサーを組み込み大量生産品も高品質を維持して納入しております。
大量生産品や自動車部品、後加工が煩雑な製品でお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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