浴室カウンターの縁の部品です。
最上級グレードの浴室に使用される部品ということで、外観性やデザイン性を求められていました。
また、カウンターに取り付けを行うため切削加工、曲げ加工が必要とされていました。
材料は浴室部品ということで、収縮率や耐薬性等がクリアできた耐熱PVCになりました。
また、外観性やデザイン性ではフィルムを貼り付けることにより高級感を付加できる提案になりました。樹脂の意匠面にはシボ加工を行うことによりマット調になりこちらも外観性の向上をさせることになりました。
金型でフィルムの貼り付けとシボ加工を同時に行うという非常に難易度の高い成形となりました。
試作を繰り返し、適切なフィルムの貼り付け位置、シボを押す位置、適切な温度等の条件出しを繰り返し行い量産にこぎつけました。
また、耐熱PVCは一般PVCよりも成形性の難易度が高く、金型のメンテナンスも必要なため金型にメッキ加工を施し作業性の工業に寄与しました。
デザイン性が求められる場所の部品でも、フィルムを貼ることやシボ加工を行うことでプラスチックの質感は見違えるほど向上します。
フィルム貼りやシボ加工ももちろん、デザイン性が必要な成形品でお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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