自動車用のリアガラスモールです。
硬度違いの軟質材での複色成形及び成形後の収縮を抑えたいとのことで要望がございました。
また、切り欠き加工が必要で成形から2次加工まで1拠点での生産を希望されていました。
軟質塩ビの複色成形に加え、収縮を防止するアドコード(ワイヤー)のインサート成形をご提案いたしました。
また、切り欠き加工用のプレス型を設計して押出成形から2次加工までトータルでの生産を提案させていただきました。
アドコードをインサート成形するにあたって、位置を安定させて成形するため内径φ0.25mmのノズルを金型内に設置しました。金属板のインサート成形の実績があったため、その技術を転用して安定的に生産することに成功しました。また加工設備まで設計を行うことで一拠点での製品化も実現しました。
押出成形品は経年で収縮を起こします。軟質樹脂は特に収縮しますが、アドコードや芯材を入れることで収縮を防止することができます。
成形品の収縮等でお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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