医療用のカテーテルのチューブです。
Φ2㎜の中にΦ0.6㎜の穴を2つ空けたいとの依頼を受けました。
また、製品の片方の端末を密閉させたいとのことで2次加工も行うことになりました。
弊社の実績の中でもかなり小さい製品となり尚且つその中に穴を2つ穴をあけるという金型製作の難易度が高いご依頼でした。
材料は医療分野に対応できるPVC材を選定しました。
また、端末を密閉させる工程については専用の溶着治具を製作して社内で行うこととしました。
中空部分がある形状は断面が小さくなるほど金型製作の難易度が高くなります。
製品の難易度ももちろん高いですが、製品を作るための金型の製作に対しても技術が必要となり経験が必要となりました。
端末のつぶし加工では、他製品で超音波溶着をしていたこともありこちらの技術を応用しました。
使用する分野、使用する場所で要求される物性が違うため適応できる材料選定をする必要があります。
医療用はもちろん、食品工場用等特別な物性が要求されるプラスチック製品でお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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