自動車のボンネット内部ラジエーター上部に取り付け、ラジエーターの冷却効率を上げる部品になります。
自動車へ取り付けるための穴開け加工とクリップの取付加工が要望されていました。また、配線の逃がしのため切り欠き加工も必要でした。
クリップを取り付け部分はPPで、シール部分はTPE材を使用することにより密閉性を確保しました。
また、クリップ取付の穴あけ箇所が4か所、切り欠き加工が1か所のため専用の治具を設計し1本流しができる工程構築を行いました。
PPとTPEの二色成形は実績があったため、社内で使用している材料を流用して材料単価を抑えることができました。
また、生産数量が少なかったため2次加工はできるだけ1人屋台生産方式で工程構築を行い、少ない数量でも柔軟に対応できる体制を構築しました。
各治具にはセンサーを埋め込み、ポカヨケも組み込みました。
小ロットの製品でも高品質を維持して納入できるよう工程構築を行います。
少量生産品や自動車部品、後加工が煩雑な製品でお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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