従来では、断面無垢仕様で設計、製造されていました。
従来と同じような設計・図面で依頼をいただいた際に、製品の設計を見直し、断面を中空構造に変更することで使用材料量減少によるコストダウン提案をいたしました。
写真のように、中空化することによって使用材料量が低減し、コストダウンにつながりました。
こちらの製品はPVCによって製造しておりますが、1製品あたり、900gの軽量化。結果、材料単価450円の削減につながっております。
このような中空化の場合は、製品強度の低下が懸念され、剛性確認が必要となりますが、
弊社にて、試作と剛性確認を行ったうえで、お客様のご要望に沿った基準を満たしてご提案を行い、製造を行っております。
押出成形品では、設計段階で、製品の強度や機能を維持しつつ、コストを削減することは重要な課題です。
本事例では、全体のコストパフォーマンスが向上し、クライアントの競争力強化に大きく貢献することができました。
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