本事例は、同一の金型で複数色のからバリエーションの製品製造を可能としたVE提案事例です。
カラーバリエーションのある窓枠製品を作りたいとご相談をいただきました。
異なる色の製品を製造するために、色ごとに異なる金型を使用することもあります。この場合ですと、同時生産可能というメリットはありますが、各色ごとに新規に金型を作成する必要があり、初期投資が高額となってしまいます。もしくは、色の変更に伴い金型の入れ替えが必要となるため、生産ラインが停止する時間が長くなり、生産効率が低下してしまいます。
同一の金型で複数色の製品を生み出すことができるので、金型を複数作るといった費用を削減することができます。
また、押出成形は、ホッパー、押し出し機、冷却槽、切断といった1つのラインで、製造します。1つの製造ラインで、完結するためコストダウンにつながっています。色ごとに同じ成形材素性を用いる必要がありますが、本事例では同一の素材による押出成形であったため、1つの金型での政策を提案いたしました。
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