押出成形では、成形開始時のスタートアップ材や製品の切り落とし端材が必ず発生します。特に多品種少量生産を行う現場では、段取り替えのたびにスタートアップ材が発生し、材料ロス率が10〜15%に達するケースも少なくありません。これらの端材を産業廃棄物として処分すると、材料費の損失に加えて廃棄費用も発生します。さらに環境負荷の観点からも、廃棄量の削減が求められていました。お客様からは「材料ロスを減らして製造コストを下げたい」とのご要望をいただいていました。
当社では、成形時に発生する端材やスタートアップ材を粉砕し、バージン材に再ブレンドして使用する提案を行いました。多層押出成形の場合は、再生材を内層に配置し、外層には意匠性を保つためバージン材を使用することで品質を維持します。単層成形の場合も、再生材の混合比率を10〜30%に調整することで物性への影響を最小限に抑えます。この取り組みにより、材料ロス率を従来の12%から3%まで削減し、材料費を約8%削減できました。廃棄コストも年間で約15万円の削減となり、環境負荷の低減にも貢献しています。試作から量産まで一貫対応できる当社だからこそ、現場で即座にリサイクル体制を構築できました。
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