意匠面が必要な自動車部品において、後工程の塗装用のマスキングに工数がかかっており、改善を行いたいとのことでした。
近年、自動車の内外装備品で意匠性が求められる部品は増加傾向にあります。従来金属で製造されていた部品も、車体重量の軽量化のために樹脂で代用される場合も多く、樹脂製品の意匠性をいかにして向上させるかが非常に重要です。
自動車への取り付け時に2次工程としてマスキングを行ったうえで塗装工程があるため、マスキングを実施する工数が必要でありその時間を短縮したいとのご相談をいただきました。
当社にて押出成形時に意匠面に対して樹脂にて保護層を追加することをご提案いたしました。
こちらによって意匠面が保護されるとともに、塗装時にマスキングを行う必要が無く塗装完了後に保護層を剥がすだけで製品を使用できるようになります。この提案によってお客様の工数を削減させることが可能です。
本事例のように、従来は2次加工で対応していた加工や工程も当社のノウハウと技術力をもってすれば押出成形にて解決することが可能です。
意匠性が求められる、工数の多い部品のコストダウンや品質向上でお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、是非当社にご相談ください。
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